2007年12月31日月曜日

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
梅田 望夫
4480062858


「ウェブ進化論」がでてからもう2年になりますね。
実は、何気にこの本を読むの避けていたのですが、職場の同僚に貸してもらって一気に読んでしまいました。


今年(2007年)は、僕自身が自覚してブログを書くようになった僕自身のウェブ元年かなと思っています。
何故、そう思っているかといいますと、100円、200円というレベルですが、それでもブログから収入が得られる可能性があることに気がついたというのもあります。好きでやっていることが経済活動になりうるということに気がついた。あと、何かしらの情報でもアウトプットし続ける意義(大げさですが)があるのではないかと思いはじめた(いまさらですが...)ということです。

経済活動といいましても、もちろん生活はできませんが、それでも《好き》が《お金》になる可能性があることは、ちょっとした希望になると思いましたよ。

以前は、インターネットには無駄な情報を流すなんてという思いがどこかありました(今だにその思い少しありますが...)。ですが、もう少し検索エンジンを信頼していいのかなと。《あなた》がここにいるのは、何かしらの《縁》だと思いたい。《あなた》を連れてきてくれた検索エンジンは、きっと意味あってそうしてくれたんだと(笑)。

今、読んでいる本です。

ウェブを変える10の破壊的トレンドウェブを変える10の破壊的トレンド
渡辺 弘美

by G-Tools

来年(2008年)は、どういうふうに変化な年になるか楽しみです。

関連
グーグル革命の衝撃 - プログラマの本棚

官能小説の奥義

官能小説の奥義 (集英社新書 410F)
永田 守弘
4087204103


ここでいう官能小説の定義は、こむずかしくない、すごく単純。

簡単に言えば、読者の性欲を刺激し、オナニーさせる小説である、さらに重要なのは、人が心の底に持っている淫心をかきたて、燃え上がらせるための小説である。
p.11


著者(永田守弘氏)は膨大な官能小説を読んだ第一人者です。

僕自身、以前から、このジャンルの小説に使用されている語句、文体、描写は類型化しやすいなと、思っていました。

「官能小説の奥義」では文体の歴史、性器描写、性交描写、フェティシズム、ストーリー展開、に各章を割り当てて、最後に「官能小説の書き方十か条」がまとめてあります。

最後の章の第一条「官能小説は性欲をかきたてるだけのものではない」に淫心の説明がなるほどと思いました。

性欲はオナニーで消えてしまうが、淫心は人間が根源的に抱えているものであり、オナニーでは消えない。性欲の奥に流れているものである。p.196


この奥に流れるものにたいする洞察力、探究心がないと官能小説は書けないなと。

すべてをさらけ出して書かなければならないとか、手あかににまみれた表現を避けてオリジナルの表現を作り出せとか、とても重要ですね。

最後の第十条「書いている途中でオナニーするな」。抑える努力が大切なのです。

ちなみに、僕はこの官能小説というジャンルと、ハーレクインロマンスに代表される恋愛小説のジャンルと何か相通じるものを感じています。それは何なんだろう?

参考
フランス書院-人妻・女教師・女子高生…官能小説&電子書籍が楽しめるサイト-
eHARLEQUIN ハーレクイン社公式ホームページ|ハーレクイン

2007年12月29日土曜日

ビタミンCがガン細胞を殺す

ビタミンCがガン細胞を殺す (角川SSC新書 11)
柳澤 厚生
4827550123


「ビタミンCがガン細胞を殺す」は、「超高濃度ビタミンC点滴療法」について書かれた本です。

本書の内容
著者がどういった経緯で、「超高濃度ビタミンC点滴療法」を知ることになり、実際に治療に使用していったか。「ビタミンC療法」の歴史、ビタミンCが選択的にガンに効く過程、アメリカのメディアでの認知度、アメリカで治療を行っている現場、日本での普及について。
巻末には、「超高濃度ビタミンC点滴療法」を実際に受けることができるクリニックの一覧が掲載されています。

感想などなど


著者が、一通のメールから、ビタミンCを治療に使い、実際にその効果を目の当たりにしたくだりは特に感動的でした。

本書を手にした理由は、現在のビタミンCをとりまく状況を知りたかったからなのですが、ビタミンCがガン治療に利用されているの知ってびっくりしました。本書にあるように現在でこそ、ビタミンCがガンの治療に使われはじめていますが、今にいたる経緯を読みますと、ちょっと複雑な気持ちになります。メイヨー•クリニックのビタミンCがガン治療に効果がないという発表の大きさがうかがわれます。

よりよい治療法になりえたかもしれないものが、権威ある機関から効果がないといわれることによって、世間から見向きもされなくなり...しかたがないことなのかもしれませんが、その間に、救われたかもしれない患者がいることを考えると。

これから「超高濃度ビタミンC点滴療法」がどう注目されていくのか気になりますね。

著者が訪れたアメリカ、カンザス州にある「人間機能改善センター」の建築物の上からの写真が載っているのですが、その建物に興味をおぼえました。

最後に、鼎談から。二重盲検試験のあり方について、考えさせられました。
p.138「...ビタミンC療法の場合は特に大量だからプラシーボを作れないですよ。カプセルだってすごい数になるし。...」

僕は統計ってすばらしいなとは思うのですが、「片方の患者は、病気が治るかもしれない薬を与えられ、片方はメリケン粉を渡される。」ことについては、何か釈然としないものを感じます。

ちなみに僕がビタミンCに興味があるのは、学生だった頃、手にした恋愛について本に、肉体が健康であることについて書かれた章で、ビタミンCの効能が書かれてあったからです。ちょっとその本が手元にないのですが、多ビタミンCを多く摂ることが書かれてあったからなのでした。

参考(検索エンジンから)


Pharmacologic ascorbic acid concentrations selectively kill cancer cells: Action as a pro-drug to deliver hydrogen peroxide to tissues -- Chen et al. 102 (38): 13604 -- Proceedings of the National Academy of Sciences
超高濃度ビタミンC点滴療法のQ&Aコーナー
  超高濃度ビタミンC点滴療法 - ZOOPY
がん治療 | リオルダン先生の思い出
統合失調症、低血糖症、うつ病

2007年12月28日金曜日

MACPOWER 2008 Winter - 戻ってきました。

MACPOWER 2008 Winter (アスキームック)
MACPOWER編集部
4756150810


休刊していたMACPOWERが、季刊誌として復活しました。
MAC POWERはほとんど買ったことがなかったのですが、復活とバッジが描かれた表示をみて思わず買ってしまいました。

スタイリッシュな感じがしていい感じですね。内容に関していえば、がんばればインターネットでさがせないことはないものばかりかなという気はしますが。

特集の「UI進化論」がよかったです。ただしこの「UI進化論」は、2005年5月号〜2006年4月号「理想のUI」を再構成されたものです。

Appleのプロダクトデザイン史(前編)に過去のAppleⅡとかマックの写真が出てきます。うーん、あの頃のわくわく感ってすごかったんだろうな。現在の個人のコンピューティング環境ってあまりわくわくしないなぁ。仕事でもずーとコンピュータに触っているからか..Orz...。もちろん新しいMacがでたりすると、わくわくしますけど。

「いまさら聞けないIntel MacでWindowsを動かす方法」は、Mac購入で悩んでいる人には読んでもらいたいかな。僕はPrallelsでWindowsを動かしているけど、特に問題ないと思うし。

他の特集も全てではないすが、過去のMACPOWERの記事の再構成です。それでも、やはり雑誌で読めるのはちょっとうれしいですね。

僕の周りにはまったくMacユーザーがいないというさびしい状況ですが、Macは欧米では売れているそうですし、日本もこれからですかね

2007年12月27日木曜日

マスタリング・データマイニング―CRMのアートとサイエンス (事例編)

マスタリング・データマイニング―CRMのアートとサイエンス (事例編)
マイケルJ.A.ベリー ゴードン・リノフ 江原 淳
4303734322


「マスタリング・データマイニング―CRMのアートとサイエンス (事例編)」は2000年にアメリカで出版された本の邦訳で、2002年に出版されました。

本書は7つのケーススタディによって構成されています。


データの中に埋もれていて、見つけることができなかった事柄の関連性を浮かび上がらせることができるデータマイニングはこれからますます重要になるでしょう。これは利益を求める企業側の観点からだけではなく、《自分》の情報が《利用される》消費者の立場からも重要です。何故、《自分》にダイレクトメールが届くのか、何故、アマゾンは私にこの商品をすすめるのか。

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データマイニングを支える技術はいろいろあると思うのですが、僕的には大量データ(テラの時代)、データの可視化は、これからおもしろい分野だなと感じています。

2007年12月25日火曜日

バカ姉弟 - ほんとに読めば読むほど味わい深いです。

バカ姉弟 (1) ヤンマガKCデラックス
安達 哲
4063345564


つかみどころのないなぁと思ってます。弟さんのおねえにたいする要所要所でひとことが好きです。
街の絵が好きです。

雑誌に連載されているのを一度も読んだことがないのですが、コミックでは、1話1話ごとの区切りが曖昧でつなげて載っているので、変な感じがします。それがいいのです。

p.23「お祭り」のこれからお祭りがはじまるよぉって感じいいなぁ。

「深夜」の天井にうつった影は幼いときにみたあのわさわさした影を思い出して胸があつくなるのでした。

「農園にて」で、p.80の志津香さんの描き方が好き。最後に首をうなだれているようにみえるのが、ガッカリした感がでていると思う。志津香さんの隠れファンは多いと思う。


参考
安達哲
バカ姉弟 - Wikipedia

2007年12月24日月曜日

WEB+DB PRESS Vol.42 - 計算量、ニコニコ動画、REST

WEB+DB PRESS Vol.42
WEB+DB PRESS編集部
4774133310

主な特集は、

  • アルゴリズム&データ構造入門
  • ニコニコ動画
  • REST
  • Sennaで検索プログラミング
です。

他の記事もじっくり読みたいものばかりです。

「”CPUが速いから気にしなくいい”は幻想」...僕が反省しなければいけなところです。
計算量は、キーワードですね。

これからの時代は大量データの時代ですからね、いままで以上にアルゴリズムやデータ構造、計算量には気をくばりたいところです。億というデータはあたりまえになりますよ。本当に。

急成長し続ける「ニコニコ動画」構築ノウハウは興味深いです。楽しんで開発している感じがあってうらやましいなぁ。あれだけのものを動かしているんですから、すごいなぁ。

RESTは、いま個人的勉強中です。このRESTの記事を読みたくて購入しました。

銃夢外伝 (ヤングジャンプコミックス)

銃夢外伝 (ヤングジャンプコミックス)
木城 ゆきと
408877356X


「銃夢外伝 」は4作品で成り立っています。
ガリィと出会う前のイドの話 「聖夜曲」
穏やかに暮らしているガリィと、「音速の指」と呼ばれている男の決闘の話 「音速の指」
デッキマンのつかのまの自由を描いた短編 「故郷」
電が復活!?の話 「馬借音頭」

実は、「旧銃夢」をきちんと読んでないので、本編との関わりあいのなかでこれらの作品の位置づけがよくわかってないのですが、そういった僕でも楽しめました。

好きなのはデッキマンの話の「故郷」
水を求めて海にで、子供に翻弄されるデッキマンにぐっときました。
夕陽を浴びて黄昏れるデッキマン、そして最後にパァーンと。

参考
...YUKITOPIA...
木城ゆきと - Wikipedia
銃夢ハンドル事件 - Wikipedia
銃夢Last Order 10 - 最後にガリが砕けた... - プログラマの本棚

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫
4480063870


2007年、あと一週間足らずで、2008年になります。2007年は個人的にしんどい一年でした。将来への不安、閉ざされた可能性に対する鬱積。インターネットに、ウェブにつながりながらも、どうしてよいのかわからない自分がいました。

「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか」、わくわくしながら一気に読みました。読後感は、ものすごく可能性が開けた感じです。一気に読んだ分、実は、細かいディティールは読みすっとばしてしまいましたが、読み終わった後は、これからの未来にたいして期待でいっぱいになりました。

こういった読書後の感想をもてたのは、作者、梅田望夫の徹底したオプティミズムが、伝播したからなのかもしれません。

このウェブ時代、新しい時代、を生きぬくためには、「新しい強さ」が必要です。「新しい強さ」の得るヒントが、本書にはあります。

2007年12月23日日曜日

Webライティング成功の法則60 - 60も!!

Webライティング成功の法則60
上原 佳彦
4798114308


Web時代、一億人総ライター時代に突入です。猫も杓子も書いて書いています、もしくはキーボードを打って打っています。

「Webライティング成功の法則60」は、Web時代に対応した「書き方」の指南書です。

WebにはWebのお作法があります。自分が読んで、消費している立場だと、案外気がついていないことが多いのではないでしょうか。作る側に立つと、このことに気づかされます。

どちらかというと、企業のWebサイト制作を意識した内容ですが、個人でブログやサイトを構築している人にもおすすめです。

見開き2ページに1つの法則を載せていて、見やすくなっています。あと、納品前チェックシートもついてます。

手軽な気持ちで始めたブログも少しずつですが読み手が増えてくると、読者を意識しはじめた文章を書きたくなってきますね。

2007年12月20日木曜日

これだけは知っておきたい数学の公式・定理

これだけは知っておきたい数学の公式・定理
瀬尾 和宏
4860641752


数学ってわからない人にとっては永遠のあこがれなんです。本当に。
というわけで、「これだけは知っておきたい数学の公式・定理」は僕のような人を心くすぐります。

100の定理・公式を掲載されています。ひとつひとつの定理・公式が見開き2ページでおさまっていて大変みやすいです。

「数学がニガテ」な人におすすめです。

スラッシュドット ジャパン | フランスの「人間計算機」が暗算の世界記録を更新のコメントにあったのですが、数学の学会では、おそろしく計算が出来る人がわんさかいるそうで...

2007年12月16日日曜日

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学
Mike Gancarz 芳尾 桂
4274064069


「なぜUNIXなのか」をプログラマにとっての考える機会になると思います。

僕が好きなところをピックアップ。

「小さいものは美しい」
小さく使って大きく動かせ!!と僕はつねづね思うわけです。

タッパーウェアで100万ドル叔母のエピソードがでてきます。なるほどそれが、マルチレベルマーケティングなのかとおもしろいです。何故これが、ソフトウェア開発に関係するのかは本書参照のこと。

「よいプログラマはよいコードを書く。偉大なプログラマはよいコードを借りてくる」
「独自技術症候群を避ける」
「コードを他者が梃子として使うのを認める」
「部分の総和は全体よりも大きい」

追いつめられた人間が第一のシステムを創る
「専門家」が、第一のシステムで証明されたアイデアを用いて第二のシステムを作る
第三のシステムは第二のシステムで「火傷」した人が作る。
そして、「第三のシステムの設計者には、ようやく「正しく」やることができる時間が与えられる」

ちなみに、コードが変化しているのに変化しきれないドキュメントはもう役に立たないと思うしだいです。


あと、「コンピュータの出現以来、書かれてきたすべてのプログラムはフィルタだ」これってすごく含蓄があると思います。

2007年12月15日土曜日

パタリロ西遊記! (8) - 検索円陣 野風の術

パタリロ西遊記! (8) (花とゆめCOMICS (2612))
魔夜 峰央
4592175689


2004年の出版されたパタリロ西遊記!の最終巻です。

パタリロは昔から好きなコミックなのですが、この巻をとりあげる理由は、大天竺の十六羅漢の一人、羅漢野風というキャラクターがおもしろかったからです。

このキャラクターは、あの検索エンジンのYahooを文字ったというのは自明の理。

羅漢野風は独自で開発した「検索円陣 野風の術」使います。コミックの中では、情報の伝達を人の話に聞き耳をたてる虫と、うわさ話が好きな鳥によって流される錯乱する情報の中から必要な情報を見つけ出す(検索)と説明があります。

虫と小鳥が現在のインターネットで情報が流れるたとえとして妙にマッチしてると思いましたよ。

2007年12月12日水曜日

スティール・ボール・ラン 14 - 黄金長方形をさがせ。

スティール・ボール・ラン 14 (14) (ジャンプコミックス)
荒木 飛呂彦
4088744381


スティール・ボール・ランがはじまった当初、鉄球のかっこよさがわかってなかった自分が悔やまれます。
14巻、鉄球Vs鉄球が楽しめます。

気になったこと

  • 左側が認識できなくなる、「左半失調」
  • 「ネットにひっかかったボール」はどちら側に落ちるのか?
  • この社会と人間のありようの限界点。「死刑制度」「延命」それは矛盾した特異点
  • 《選ばれた》奇跡

ジャイロとジョニーまた強くなっていきます。

2007年12月11日火曜日

ONE PIECE 巻48 - あと二冊で50巻

ONE PIECE 巻48 (48) (ジャンプコミックス) (ジャンプコミックス)
尾田 栄一郎
408874442X


みんな大好き「ワンピース」の48巻です。

今回の見所は、ウソップが「生きているだけで人は前を向いているはず」以上にネガティブであるスーパネガティブな所。どんだけ、ネガティブなのか!!
ウソップの活躍がおもしろ以外には、ゾロがよかったかな。

シンドリーちゃんが床をなめるシーンは、なんかゾクゾクしてしまった...

ルフィの大活躍は次の巻だね。

2007年12月10日月曜日

世界の「最先端」事例に学ぶCSSプロフェッショナル・スタイル (Web Designing Books)- 2005年出版ですが...

世界の「最先端」事例に学ぶCSSプロフェッショナル・スタイル (Web Designing Books)
大藤 幹
4839919070


海外で話題になったXHTML+CSSのサイトをまとめたものです。
雑誌「Web Designing」で連載されていたものを書籍としてまとめたもので、2003年〜2005年の間のものです。

ですので、ちょっと古いですが、いまでも、参考になると思います。僕のようなアマチュア(現代のWeb時代にはプロもアマチュアという言葉はあまり意味をなさないかもしれないですが...)からみれば、すごいなの一言。

Blogger自体と、Bloggerのデフォルトで選べるテンプレートも紹介されてました。

シンプルなのですが、飽きがこない。そんなデザインってすごいですよね。

ところで、
ブラウザのバグによって引き起こされるデザインの違いが、はやくなくなって欲しいと願います。

このバグを克服されるために費やされた多くの人の時間を考えると、なんてもったいないんだと思います。

2007年12月5日水曜日

WEB+DB PRESS Vol.41 - コメットさんの記事がありました。

WEB+DB PRESS Vol.41
WEB+DB PRESS編集部
477413256X


コメットさんの記事が載っていました。コメットさんことcometは、双方向非同期処理を実現してくれるものだそうです。

httpの性質上、リクエストしてレスポンスするというのが世の常です。cometはリクエストされてもなかなか返さないということで、なんとなくpush型にみせてるものだ、というのが僕の理解です。

push型って、サーバーに変化したときに教えてねって(都合のいいときに勝手に配信されるという場合もあります)という仕組みだと思うのですが、サーバーがずーーとレスポンスを返さないのは、自分が変化したときに返すからというわけなのです。

ながーく、レスポンスを返さないと、都合が悪いときは、ある時間たったらレスポンスを返します。何もなかったよって。

WEB+DB PRESS Vol.41には、いろいろなcomet実装が紹介されていました。comet tipsものってましたよ。

参考
Tomcat 6で実現! Ajaxを超える通信技術Comet (1/3) - @IT

2007年12月4日火曜日

ブログ・LPO対策まで SEO・SEM使いこなしテクニック - テクニックを越えて

ブログ・LPO対策まで SEO・SEM使いこなしテクニック
西村 文宏
4534043228


検索エンジン迷い人が、自分のブログに到着した場合、すごく罪悪感にかられてしまいます。何か、調べもののヒントになってくれればよいと願わずにはいられません。

以前は、SEOって小手先のイメージがあって内心どうよって気持ちはあったのですが、ブログを書くようになって、読んでもらえている可能性があることに気がつくと、もう少し人に訪れてもらってもいいかなぁと思うのは不思議。

「ブログ・LPO対策まで SEO・SEM使いこなしテクニック」は、コンパクトでSEO,SEMLLPOに取り組みやすい構成になっていると思います。

LPOは知らなかったのですが、「Landing Page Optimization/ランディングページの最適化」だそうです。このブログ、直帰率高いです。

その他:記事
プログラマの本棚: Web屋の本 ~ Web2.0,ビジネスサイト2.0,Web屋2.0 (Web Site Expert Books)
プログラマの本棚: アフィリエイトの達人養成講座 - お小遣い稼ぎ

2007年12月1日土曜日

コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル(IT Architect' Archiveクラシックモダン・コンピューティング6) (IT Architects’Archive CLASSIC MODER) - 分厚いです。

コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル(IT Architect' Archiveクラシックモダン・コンピューティング6) (IT Architects’Archive CLASSIC MODER)
セイフ・ハリディ ピーター・ヴァン・ロイ Peter Van-Roy
4798113468


「プログラミングとは何か?」と本の帯にはありました。

僕は仕事がらjavaを使うことが多いです。以前なら、このことについて、考えることはなかったのですが、使う理由、使わなければならないという、強制される理由はないなぁとか考えはじめています。

Ruby,Perl,PHP、Haskell、Lisp、Smalltalk、Javascript、(もちろん他にいろいろ)、それぞれの言語によって縛られる思考の様式があると思います。ある言語にはあって、別の言語にはない概念を知ることによって、自分のホームとなる言語の力をさらに発揮できるのではないか。

手強いです。文系(文系、理系の区別なんて実際はどうでもいいのですが)育ちの僕としては、この本、ヘビーです。

この本は、プログラミングの流派を飛び越えて、《プログラミング》という大きな固まりでとらえようとしているようです。

以下、メモ

関数型プログラミングに破壊的代入(明示的代入(explicit state))を導入すればオブジェクト指向プログラミングが可能になる。

ホーリーランド 16 - 拳法使い登場

ホーリーランド 16 (16) (ジェッツコミックス)
森 恒二
4592143167


八木、キングにユウ、路上のカリスマとその仲間達が逆襲開始って感じです。

この巻の見所だと僕が思うのは、「圧力 〜Pressure〜」という章ですかね。
ユウと総合格闘の竜が対決します。

最後の最後でマイが...
うーん17巻どうなるんだ!!
17巻は2008年上半期発刊予定だそうです。

ベルセルク 32 - 多分、33巻は2008年にでるでしょう。あたりまえか。

ベルセルク 32 (32) (ジェッツコミックス)
三浦 建太郎
4592144325


ようやく登場32巻ですね。

後半、白の鷹が活躍しております。もっとガッツがはりきってるところみたいんですけどね。最後、あたりでフォルネーゼが修行の成果として、幽体離脱成功します。

ベルセルク、本当に息が長いコミックですね。
多分、33巻は2008年にでるでしょう。あたりまえか。

リアル 7 - 俺の道、うがああああ

リアル 7 (7) (ヤングジャンプコミックス)
井上 雄彦
4088773527


好きなキャラクターは野宮朋美です。もがいて、挑戦して、またもがき。
僕らは、僕らひとりひとりのリアルにもがいているのです....、な〜んて思いつつ。

コミック半ばで、野宮がビンスにいう台詞がいい!!

「たとえ鞘から抜かなくても刀を差していることが大事 いつでも抜けるんだってことがな」

井上雄彦の「バガボンド」、「リアル」、電車の中でも中吊り広告ででてますねー
みんなまちにまってるんですよね。

ところで、リアルの1、2、3巻って読むの苦しくなっかたですか?

バガボンド 27 - 「重てぇな 俺の体の... 何もかも」武蔵 斬り合っています。

バガボンド 27 (27) (モーニングKC)
井上 雄彦 吉川 英治
4063726401


武蔵が吉岡一門と最後の斬り合いをしています。1:約70の闘いです。

コミック半ばから、武蔵が「ぬた」、「ぬたあん」といいながら斬っていきます。その辺りから、武蔵が一瞬違う境地になってしまいます。そして、またいつもの武蔵に戻るわけですが。

ところで、自分がバガボンド読む時の気をつけていることがありあります。それは、作品にのめり込ま(画に注意をはらう)ないと、あっというまに読み終わってしまうことですというか、ほんとに、あっというまに読み終わってしまうのです。その分、濃密な時間を味わえるのですが、もったいない気がして(笑)