天才数学者はこう賭ける―誰も語らなかった株とギャンブルの話 ウィリアム パウンドストーン William Poundstone 松浦 俊輔 青土社 2006-11 by G-Tools |
数学という言葉に弱いです。本書はケリーの公式、ケリーの基準とよばれている数理を中心に投資(株)、ギャンブル(ブラックジャック、競馬)をいろいろな観点でみていきます。
実は、本書に確実に儲かるためのエッセンスがあるのではないかという淡い思いで読み進めましたが、確実に儲かるための秘術はみつけきれませんでしたが、読み物としておもしろいと思いました。
最後のほうででてくる「ヘッジファンドのリターン」図、プリンストン=ニューポート•パートナーズ、LTCM、永福といういまは存在しないファンドのファンド開始時に投資した1ドルの価値を比較したのもので、プリンストン=ニューポート•パートナーズの成績優秀なのが印象に残りました。
「賭博師の破滅」、「相場には勝てない」などの言葉を気にいりました。
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