アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
Paulo Coelho 山川 紘矢 山川 亜希子
この本を読むきっかけはラジオJ-Waveでした。
ふたつの番組でたまたま!!この本のことを述べてる人がいて、う〜ん、読まなきゃと、神託めいてものを感じたわけです(笑)。
ひとつの番組では、ゲストの方がアルケミストの好きな一節を述べてまして、つぎにBOOKBARのパーソナリティの杏さんが紹介していまいた。
読んた僕の感想は、小説はひとつのことを伝えたいわけではなく、読み手がそこから自力で何かをみつけていく作業なのだなぁと。
寓話は寓話です。小説は小説です。
さて、この小説で好きなところは、ずっーと、メッカに巡礼したいと《夢を見続けている》クリスタル売りが、希望をかなえるのではなく《夢を見続ける》ことで、生きながらえてるのだよ、というくだりです。
《夢をかなえる》のではなく、《夢を見続ける》ことを選ぶ人もいるのです。
立ち止まって考えることを促してくれたこの本は、僕的にはおすすめです。
この本について、好き嫌いがわかれそうだなぁ。
《忘れかけて》いたものをこの本でみつけたなんて、僕にはいえないなぁ。
ちなみに作者のパウロ・コエーリョさんは、ブラジルの作家です。
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