フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B) (集英社新書 424B)
稲垣 太郎
現在は多メディア時代です。1990年代にインターネットが加わり、メディアが多様化しました。
フリーペーパーって不思議です。なんせタダです。何故タダで成り立っているのか?
おそらくこれが不思議だと思うのは僕はやはりモノには値段があるという概念がこびりついているからです。
グーグルがこれほどになるとは、2000年の僕には予想できなかったように、このフリーペーパーが成り立つのが不思議。で、このタダが成り立つのはもちろん広告なわけですが、広告って!!
最後のあたりにのっている、高校生のフリーペーパー挑戦の記録は結構感動的かも。
あと、紙媒体とインターネットを勝負させようと考えるのはオールドタイプだと思う。
いろいろキーワードなどの羅列です。
日本には日刊の無料紙がほとどんとない。
フリーペーパーの収入は広告から成り立っている。このことは広告主が確保されていないと成り立たないということ。
だれでも参入できる可能性がある。
21世紀に入って創刊ラッシュ。
コミュニティペーパー、ターゲットマガジン、ニュースペーパー。
コミュニティーペーパーは地域に根ざしたもの。
ターゲットマガジンは、年齢、階層、職域をしぼって広告主にアピールしたもの。
ニュースペーパーは、新聞みたいなもの。
新聞はいつか無料になる!?新聞社の抵抗。
リクルート。「R25」
F1層は20〜34歳の女性、M1層は20〜34歳の男性。
消費を牽引する層。
フリーペーパーは「すき間」をねらう。たとえば通勤時間とか
ホットペーパーは周到の計画のもとでだされている。
富裕層向けのフリーペーパーはありだ。
直接ターゲットに届く媒体としてのフリーペーパー。
AIDMAからAISASへ
SearchとShareに変化。
スウェーデンから全世界へ「メトロ」。
創案者、ペッレ•アンデション氏。
日刊無料紙52カ国。
有料雑誌は、ターゲットをしぼったものとしての価値がある。
損益分岐点に達する無料紙は二紙
配布方法はPULL型とPUSH型。
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